


今号では、スタジオ・ムンバイ、ミケーレ・デ・ルッキ、アナ・クラシュ、柳原照弘、マイケル・マリオット、ヴィッレ・コッコネンらが登場いたします。優れたコントリビューターの協力のもと、海外での取材記事も織り交ぜて、他のメディアでは紹介されにくい資料性の高い情報を十分なボリュームで掲載。
新たな発想とインスピレーションに満ちた『 Ilmm #2 』に、ぜひご期待ください。

表紙
ストックホルムで活躍するFredrik Paulsenによるユニークピースの椅子と、
オーストラリアの気鋭の建築写真家Rory Gardinerによる写真をレイアウト。
< Ilmm #2 トピック >
Michael Marriott
イギリスで最も尊敬されるデザイナーのひとりで、独自の活動が注目されるマイケル・マリオットに現地取材。スタジオを撮影したのは在ロンドンの関根綾。
Ana Kraš
NYカルチャーのキーパーソンとして知られたアナ・クラシュは4年前にパリに移住。自身が撮影した写真とともに、昨年スタートしたブランドTegetなどを紹介。
Johanna Seelemann
フォルマファンタズマのスタジオを経て独立したドイツ在住のヨハンナ・ゼーレマン。これから確実に注目を集める彼女のアプローチや美しい作品を取り上げる。
Fredrik Paulsen
インディペンデントな姿勢を貫き、北欧のコンテンポラリーデザイン・シーンの中心にいる奇才、フレデリック・ポールセンのスタジオを訪ねた。
2050+
OMA出身の建築家が率いるマルチなデザインスタジオ、2050+の主宰者にインタビュー。ミラノの10 Corso Comoで進行中のリニューアルなどを語る。
「2030」 Ville Kokkonen
カリモク家具「MAS」にも参加するフィンランドの多才なデザイナー、ヴィッレ・コッコネンが生態系、森林、素材について述べるエッセイ。
Michele De Lucchi
東京で開催した個展のテーマを起点として、1970年代前半からイタリアデザインの先端を切り開いたミケーレ・デ・ルッキの軌跡を探る。
Teruhiro Yanagihara
世界的に活躍する柳原照弘のキャリアや活動を、2023年にオープンしたVAGUE KOBEのフォトストーリーとともにロングインタビューで紹介。
Bijoy Jain / Studio Mumbai
建築界で孤高の位置にあるスタジオ・ムンバイを率いるビジョイ・ジェイン。その哲学的なスタンスについて、編集者の山田泰巨が訊く。







ilmm
「ilmm(アイエルエムエム)」がフォーカスするのは、世界各国のデザイナーによるプロダクトやインテリアを軸に、建築などを含めた広範な領域です。本誌の特徴とも言える充実したロングインタビューと豊富なビジュアルを通して、各々の活動の背景に隠れた思考を深く掘り下げ紹介していきます。
年2回刊行というペースにふさわしい後々まで参照できるクオリティと、新しいスタイルを兼ねそなえたデザインジャーナルです。
デザインは専門性が重視される分野である一方、その恩恵は世の中のすみずみに広がっていきます。