





細かく彫り込まれた鎬(しのぎ)模様と自然なうねりが特徴の、額賀章夫さんによるプリーツワーク。
わずかに弧を描く手の動きが、光と影のリズムを生み出します。

日中は柔らかく、夕暮れには彫刻のように。
時間帯や光の角度によって表情を変えるこの器は、多くの海外ファンからも「日本的な美」と称賛されています。

見た目に反して軽やかで、指に負担をかけない絶妙なバランス設計。
使うほどに、暮らしに寄り添う美しさと機能美を実感できます。

「日常に寄り添う美しい器」「実用性の中に潜む芸術性」という哲学を持ち、使い手の生活に溶け込む器作りを追求しています。時間帯や光の角度によって表情を変え、使うほどに暮らしに寄り添う美しさと機能美を実感できる逸品です。
Akio Nukaga
額賀章夫(陶芸/笠間)
東京造形大学デザイン学科を卒業後、茨城県立窯業指導所で本格的に陶芸技術を学びました。
その後、茨城県笠間市にある「向山窯」で修業を積み、1993年に独立。現在は笠間市大橋に自身の工房「N. ceramic studio」を構え、制作活動を続けています。
日本国内だけでなく、アメリカ・ヨーロッパを中心に海外でも高く評価されています。アメリカの「Heath Ceramics」や、Ace Hotel Kyotoとのコラボレーションでも注目されました。
作家・陶芸家同士の交流にも積極的で、アメリカの著名陶芸家アダム・シルバーマンとのコラボレーションも行っています。