





本書はニューヨークの「Gagosian」での展覧会開催に伴い刊行された。1980年に制作された無題のインスタレーション作品の概略図とその写真を再現したものであり、あわせて関連作品の図版も本書には収録されている。本作はダグラス・ファーを材料としており、合板を使用した構造物としては作者が今まで制作してきた中で最も大きい。
本書はグラフィックデザイナーのソニア・ダヤコヴァ(Sonya Dyakova)が主宰する「アトリエ・ダヤコヴァ(Atelier Dyakova)」が装丁を手がけ、段ボール素材を表紙に使用した製本が施されている。「Judd Foundation(ジャッド財団)」のディレクター、キュレーターであり、作者の息子であるフラヴィン・ジャッド(Flavin Judd)による序文をはじめ、美術史家のルディ・フックス(Rudi Fuchs)とマーサ・バスカーク(Martha Buskirk)によるエッセイ、編集家でありライターのマーゴット・ウィレット(Margot Willett)と美術史家のフリードリヒ・テヤ・バッハ(Friedrich Teja Bach)、キュレーターのカスパー・ケーニヒ(Kasper König)、美術史家のマーカス・ブリューデルリン(Markus Brüderlin)による作者へのインタビューを掲載。
「空間はアーティストや建築家によって作られる者であり、誰かに見つけられてパッケージ化されるものではない。思考によって生まれるのだ。」— ドナルド・ジャッド









