
ドイツの写真家ヴォルフガング・ティルマンス(1968年生)が手がけた作品「Louisiana(1996)」を用いたルイジアナのポスターです。
2人の少年がルイジアナのすぐそばで水浴びをしています。オーレスン付近の夏の日々、すべてが無邪気でのんびりとした様子に見えます。しかし、その地平線の先には、何かがまだ潜んでいるのでしょうか…?
ティルマンスは、展覧会「NowHere」に関連して同美術館を訪れた際、この瞬間を彼ならではの感受性で捉えました。
ティルマンスの写真作品には、ポートレート、報道写真、静物、風景写真、暗室での光や紙、液体を使った実験など、多様な表現があります。
その多様性の中で、ティルマンスの写真は、個人的な視点と大衆文化の両方を映し出しています。観る者と同じ目線や提示方法をとることで、アクセスのしやすさが生まれ、写真家、被写体、メディア、観る者が対等な関係となる対話が生まれます。そして、それらがともに新たな意味のある物語—共有されるものと個人的なもの—を形作るのです。




