







イギリス人デザイナー、ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)の作品集。本書は、作者が1984年から2002年にかけて執筆した初期テキストを集成した一冊であり、インダストリアルデザイナーのシナ・ソーラブ(Sina Sohrab)によって編纂・編集されている。これらの文章は今回初めてまとめて出版され、デザインの責任、有用性の価値、そして日常的なものが持つ静かな力といった、作者の実践を規定することになる思想の形成過程を浮かび上がらせる。
自伝的なマニフェストや1985年の「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(Royal College of Art)」での卒業論文から、後年のエッセイや思索、さらには未完の小説のためのメモに至るまで、全31編のテキストを収録。本書は、デザインとは何か、そしていかにあるべきかという問いをめぐる、長年にわたる思考の精緻化のプロセスを捉えている。
タイトルは、1991年のエッセイ「The Unimportance of Form」に由来し、これはデザイナーの役割に対する最も鋭い批判のひとつとされる。本書は、今日最も影響力のあるデザイナーの一人である作者の初期思想に触れる貴重な機会を提供し、まだアイコン化されていないプロダクトの背後にある考えや、産業との関係が広がっていく過程における思索を明らかにする。











