





フィンランド人建築家アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto)と、同じく建築家でありその妻アイノ・アアルト(Aino Aalto)、アイノがこの世を去ったのち妻となったエリッサ・アアルト(Elissa Aalto)の作品集。編集はスイス人建築家、セリーヌ・ディーツィカー(Céline Dietziker)とルーカス・グルンツ(Lukas Gruntz)が手がける。プロジェクトに「アアルトの瞬間」をもたらすために編纂された一冊である。
本書は、三者の仕事に見られる豊かなディテールに光を当てた、丹念に編集されたカタログである。あらゆる支持部材、手すり、取っ手に至るまで、徹底した形態的・機能的探究の成果として生み出されている。編集を手がけたセリーヌ・ディーツィカーとルーカス・グルンツは、著名なものからあまり知られていないものまで50のアアルト建築を取り上げ、それらを構成要素ごとに分類し、20の章に分けて写真を配置している。その結果として、あらゆる建築家にとってインスピレーションの源となる、充実した写真資料が生まれている。
以下は本書に記される内容の一例である。
・ドアハンドルからトップライトまで:アアルトによる無限ともいえる構成要素のバリエーション
・400点の写真を体系的に配置した刺激的なドキュメンテーション
・技術的実現性にも配慮した、型破りなディテールの解決例









