2024/06/22 16:29
「呼応スル明カリ展。」 bowks craftmanship
2023.10.7-10.22
@2Fgallery
デザイン、製作、修理など照明に関して多岐に渡る業務を行っている「bowks / 貌製作所」さんのオリジナル照明の展示販売会。
東京を中心に、コンランショップなどで展示会を開催され、今回が当ブランドの九州初イベントとなりました。
今回、1階ショーウィンドウにもディスプレイして頂き、そこから2階ギャラリーへ。
ブースごとにNoと説明が記載されたパンフレット通りに展示を回ることができる構成でした。
冬が近づき日が暮れるのが早くなりつつあった11月の開催。
日中は窓から入る日の光によって、シェードの形や色をといった照明そのものを鑑賞することができ、
陽が落ちた時間帯は、その照明から発せられる灯りを眺め
1日のうちに異なる楽しみ方ができる展示となりました。
期間中、予約制のワークショップイベントも開催して頂き、
小学生から大人まで幅広い方に楽しんで頂きました。
紙を折り曲げて製作するシェードは、もちろん最初は平面のものが
少しずつ立体的に、そして光を柔らかく拡散するシェードと変化する様を、
ものづくりの面白さを改めて感じることができるイベントでした。
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「呼応スル明カリ展。」bowks craftmanship
かつて松明で生活を照らしていた時代から、現在に至るまで多様に変化し続けてき た明かり。
その変化は人の生活と密接につながり、時代や社会環境を色濃く反映をしてきた。
現代では “明るさ” と、“隅々まで均一に照らす事” を唯一の目的としている照明 を多々目にする。
合理的な明かりで、現代社会では不可欠なものだと思う。
ただ同時に、刻々と変わる陰影の変化に美を感じ、暮らしに調和する明かりを考え ていく事、そして、その感性を広く伝えていく事も、これからの日本では大切な仕 事だと考えている。
bowks はこれからの明かりの 在り方を “照明の製造者” という視点から、日本と 世界の照明、そして、その過去と現在をたどりながら、明かりの本質を探求し、問 いかけていきたい




