






「ギャラリー・ハーフ」は、ル・コルビュジエ(Le Corbusier)やマルセル・ブロイヤー(Marcel Breuer)、リック・オウエンス(Rick Owens)などの偉大なる面々によるサイン入りのオリジナル品から、無名の作品までを用いて様々な構成を形づくり、豪奢なものと質素なものの調和を生み出す熟練の才を披露し続けてきた。その非凡さは、魂をもつ個々の要素の巧みなキュレーションから見受けられ、本書はその才能を見せる一冊である。

卓抜したギャラリーである「ギャラリー・ハーフ」はロサンゼルスに住むインテリアデザイナーや、ハリウッドスターをはじめとした顧客たちにとっての安らぎの場なのである。中でも、エレン・デジェネレス(Ellen DeGeneres)、女優でありファッションデザイナーのメアリー=ケイト・オルセン(Mary-Kate Olsen)とアシュレー・オルセン(Ashley Olsen)、ジェイソン・ステイサム(Jason Statham)とロージー・ハンティントン=ホワイトリー(Rosie Huntington-Whiteley)、アマンダ・アンカ(Amanda Anka)とジェイソン・ベイトマン(Jason Bateman)は皆、本書に寄稿している。

「ギャラリー・ハーフ」のオーナーでありクリエイティブ・ディレクターであるキャメロン・スミス(Cameron Smith)が著者を務める。