





フランス人建築家でありデザイナーのシャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)の作品集。2025年11月から2026年3月にかけてドイツ、クレーフェルトの美術館「Kunstmuseen Krefeld」、2026年5月から9月にかけてオーストリアの「ザルツブルク近代美術館(Museum der Moderne Salzburg)」、2026年10月から2027年2月にかけてバルセロナの「ミロ美術館(ジョアン・ミロ財団現代美術研究センター / Fundació Joan Miró)」で開催された展覧会に伴い刊行された。
約20年ぶりに刊行されるモノグラフとなる本書は、家具、インテリア、建築プロジェクトに関する図版を豊富に収録し、持続可能性やモダニズムの社会的側面に新たな視点を提示する。
ル・コルビュジエ(Le Corbusier)との協働や1920年代のチューブラースチール家具に始まり、実験的な住居構想を展開したアルプスのスキーリゾート「レ・ザルク(Les Arcs)」(1967年)に至るまで、その制作の流れを辿る。アーカイブ資料や歴史的写真、再現されたインテリアを通して、デザイン思想の全体像が明らかにされる。
本書は展覧会カタログにとどまらず、「住まうこと」をめぐる現代的な考え方を形づくってきた実践に、あらためて目を向ける一冊となっている。









